
この1年で、ずいぶんとCMでプラセンタ配合の美容液、というのを良く見かけるようになりました。
コンビにでも、袋サプリのコーナーで、プラセンタの袋がかかっているお店も出てきました。
かつての「DHA」や、「コエンザイム」「カタツムリエキス」などと同じように、サプリニューカマーとしての頭角を現しています。
実は私、数年前に通販の受付としてプラセンタ商品を扱っていたので、その存在は一般的に広まる前から見聞きしており、その知識も踏まえていたので、こんなに人気サプリのひとつになって、うれしく思っています。
そんな個人的見解は別として、これからプラセンタを使ってみようか、と思っている方へ、広く浅く、どのようなものなのかをお伝えしていきます。
多くの方が知っているかと思いますが改めて、そもそもプラセンタとは何なのか、といいますと、「胎盤」のことです。
英語です。
赤ちゃんを守る胎盤です。
栄養素を運び、老廃物を処理したり。
大げさでなく、命の源であります。
この栄養たっぷり、すばらしい効果がある胎盤は、従来から医療目的で活用されていました。
現在、更年期障害と肝障害の治療に認められています。
また、出産後直後のお母さんに一口だけ、胎盤を口に含む、ということをセレモニー化しているところもあります。
ヒト由来のものはなかなか一般化しにくいですし、病原体に感染する恐れが、少なからずありますので、カプセルや美容液など、一般商品化しているもののほとんどは、豚や馬から採取したものを使用しています。
取り入れる方法は、先述しているとおり、カプセルや美容液があり、そのほかドリンクタイプや、注射タイプがあります。
通販では「カプセルタイプ」がスタンダードでした。
2週間ほどかけて飲み続けていくと、体の中から徐々に変化していくので、気づくと「体が軽い」と感じられる方、「代謝が良くなった」と思われる方が多く見られます。
これは私が通販の受付として聞いた話ですが、なかなか感じにくいかとは思ったお客様が、何日か続けた後、ある日試しにやめてみる、すると、自分の状態があまりよくなくなることで、その効果を感じた。
とおっしゃった方もいらっしゃったのですが、そこはぜひ、マイナスチェンジで効果を感じるのではなく、プラスに変わっていると信じて飲み続けていただきたいものです。
そして何日ではなく、「週」の単位で見ていただかないと効果は見られません。
代謝を促していくので、ダイエット目的や、冷え性の方にももちろんお勧めの利用方法といえます。
即効性を求める方は、病院などで注射を受けることができます。
体内に直接注入するので、即効性は確実です。
しかし、先述のとおり、厚生省で認められているのは「更年期障害」と「肝障害」のため、美容目的の場合は高価なものになりますので、継続してできるか、というと、限りがあります。
また、美容液や、マスクタイプも最近多く見かけるようになりました。
こちらも同じく即効性を目的としたものですが、注射と違って、美容液はいってしまえば「外から塗っているもの」となります。
そのため、美容液だけでその効果を実感したい、となると、いささか無理を感じるので、その場合は外から美容液を塗り、中からカプセルで調整、とすると、効果的であると考えられます。
肌が構築される肯定の繰り返し、いわゆるターンオーバーですが、一般的には28日が理想的とされています。
これが、年齢を重ねるとともに30日、45日ごと、となってしまうのです。